夏休み真っ盛りですが、これから海外旅行を予定されている方も多いと思います。
海外旅行に行くときに絶対に必要なもの
それは、あなた自身のパスポートです
航空券があっても、お金があっても、時間があっても、パスポートがなければ
絶対に海外に行けません。
特に、これからパスポートを新しく作る方、自分ではなく家族のパスポートを
管理している方にも起こりえる、ちょっと前にあったトラブルを書いてみますね。
Aさんはダンナ様と中学生の娘さんの三人家族。
中学生の娘さんが習い事をしている関係で、海外の大会に出る為に
その団体のひとりとして海外に行くことになりました。
ダンナ様は少し前に海外旅行経験があり、パスポートをお持ちですが、
Aさんは海外旅行に行った経験もなく、パスポートも持っていません。
中学生の娘さんなので、Aさんが一緒に荷物を用意し、家族３人で関西国際空港へ。
海外旅行保険もかけたし、WIFIも借りたし、準備万端です。
いよいよチェックインして娘さんを送り出そうとしたところ、問題発生
カウンターで出したこのパスポート。
何かおかしいと思いませんか
そうです
パスポートには赤色と紺色がありますが、赤色は10年有効のパスポート、
紺色は５年有効のパスポート。
未成年は５年有効のパスポートしか作れないので、中学生なら
紺色のパスポートのはずなのです。
持ってきたのはダンナ様のパスポートだったのです
パスポートは、Aさんが娘さんに「これ、忘れないように」と渡したそうで、
その時、なぜか、男性が紺色、女性が赤色だと思い込んでいたそうなんです
家族全員で空港にいる為、誰かに届けてもらうにも自宅の鍵があかない
仮に誰かがいても、予定していた便には間に合わない
家族全員パニック状態 
娘さんは遅れてでも行きたい。
しかし、その日の便では飛べないことが確定し、とりあえず自宅へ帰り・・・
Aさんは責任を感じて落ち込んでいらっしゃったそうです・・・（気持ち分かるわ・・・）
帰りの便はそのまま使えるようにすることができることがわかりましたが
行きの分は正規運賃の航空券を購入しなければならない。
正規運賃なのでかなり高額です。
お金のことの他にも問題が。
翌日の便は直行便がなく、夜中に現地到着する乗り継ぎ便しか空いていない。
中学生がひとりで初めて行く外国で乗継が出来るか・・・
その翌々日には直行便はあるのですが、大会には間に合わない。
ダンナ様は仕事があるためついていけないし、Aさんはパスポートがないから
ついていけない。ひとりで行かせるか、諦めさせるか、
ここでまた悩むことになります。
航空会社によって違うのですが、11歳までなら係員が手伝ってくれたり
するんですけれど、中学生は対象外になるんですよね・・・
家族で相当悩まれたそうですが、娘さんがどうしても行きたいと頑張り、
Aさんもダンナ様も見送る覚悟を決められました。
到着が深夜になること、初めての海外旅行であること、ひとりで行くことなどを訴え、
現地スタッフになんとか助けてもらうよう頼み込み、スマホに翻訳アプリを
入れたり、出来る限りのことはして、あとは本人の度胸と頑張り次第。
結果的に、現地空港に迎えに来てくださった習い事の団体の関係者と合流。
片道正規運賃は余計な出費でしたが、娘さんも大会に出られて
めでたし、めでたし、となりました。
パスポートを間違えるなんて、ありえないと思っているそこのあなた
家族で同じ場所にパスポートを保管していて間違えることもあるので
要注意なんですよ。
それと、もうひとつよくある間違い。
パスポートに穴の開いた、期限切れのパスポートを持ってくる方が
たま～にいらっしゃるそうです・・・
パスポートが本人のものか、有効期間が渡航先の残存期間以上あるかどうかは
必ずご自分でチェックしてくださいね
それから・・・
海外ではいろんなトラブルに巻き込まれることもあり、海外旅行に行かれる前に、
「たびレジ」に登録してから渡航することが推奨されています。
海外で起こった事件や緊急時情報がメールで届きます。
私も各国の情報を知りたいので登録していますが、現地で起こった事件や出来事などが
届くので、今流行っている病気や宗教的なもの、デモなど、世界の動きがわかり、
とても参考になります。
旅は計画するところから始まっています。
楽しい旅行にする為に、出発前にできることは済ませてしまいましょう。
そのほかに必ず持っていった方がいいもの
クレジットカード
海外では身分証明になります。ホテルではクレジットカードを持ってないと
宿泊させてもらえない可能性も・・・（万一清算できないときに備えるため）
クレジットカードを持っていない、という方は、クレジットカードと同じように
使えるけれど、入金した金額しか使えないカードもありますよ。
常備薬
常備薬のほか、胃薬や頭痛薬なども飲みなれた薬を持っていくとベター
海外のお薬は効き過ぎたりすることもありますし、思わぬ副作用等も考えられます。
Eチケットやパスポートのコピー
バッグが盗難にあったときなどを考え、別のところに保管。
スマホで写真を撮っておくのもいいと思います。（スマホの盗難は気をつけて）
韓国では免税店でもパスポートナンバーや帰国便の情報が必要です。
海外旅行保険の証書
海外では日本では考えられないくらい高額な医療費がかかることがあります。
弊社では治療・救援費用が無制限に出るプランをオススメしています。
クレジットカードについている保険の場合は必ずどのくらいの補償があるのか
チェックし、現地から連絡できる連絡先を控えておきましょう。
過去の事例を見ていたら、韓国でバスから降りるときに足を骨折した事例もあって
現地治療費に50万円、移送費に200万円保険がおりたそうなので、
この額を自分で負担することを考えたら保険って高くないな、と思いました。
人とぶつかって自分の時計やカメラを落として壊れてしまった場合も
限度額はありますが、保険があると安心です。
弊社ホームページ「AIG保険」のリンクから、日本を出発する前まで
海外旅行保険がかけられます。
クレジットカード決済ですぐ掛けられますのでお急ぎの方はよかったら
株式会社ウイニングトラベルサービス
海外旅行に行かれる方も、行かれない方も、
楽しい思い出が残る夏となりますように
