ひとり旅は自分を見つめなおす旅
私がはじめて韓国ひとり旅に行き始めてから約9年。
ひとりで旅する韓国をテーマに、アメブロで記事を書いていましたが、
よく言われるのがこんな言葉でした。
ひとり旅なんて、怖くてムリ。
すごいね、ひとりで旅するなんて。
全然すごくないんですが、「すごい」って感じる方もいらっしゃるんだなあ~っと思ってました。
私の場合、すごくもなんともなく、「ひとりでいた方が集中できる」ことと
好奇心が旺盛すぎて、行きたいところ、したいことが山ほどあるので、
誰かと一緒に行くと、消化不良に終わる旅になることがイヤだったからです。
日常は家族と一緒にいることがほとんどで、ひとりになる時間が少ないことも、
ひとり旅に行きたくなる要因ですね。
何度も韓国に行っているんだから、知り合いもたくさんいると思われているかもしれませんが、
ひとりになる為に行っているので、あまり親しくなりすぎないようにしています。
もちろん、友達と一緒に行く旅、親子で行く旅も楽しいし、行きたいですよ。
でもね、どんなに親しくても、近い存在でも、自分という存在はひとりなので、
その自分と話をする為に、自分に向き合う為にひとり旅をしているのだと思います。
ひとりで旅すると、誰かといるときには気がつかなかったことに気がつきます。
友達と楽しく会話をしながら景色を見たときと、
ひとりで、風の音と空気と、匂いを感じながら見た景色は
同じ場所、同じ時間に見たとしても、違うものに感じられるでしょう。
日本でもひとり旅はできますが、育ってきた国と違う文化、違う考え方の人々の中で
自分の中の常識が容易に覆されたり、カルチャーショックを受けたりする経験は
海外旅行でしか味わえないのではないかと思います。
韓国というデスティネーションは、一番近い外国でありながら、
文化、歴史、食べ物、ファッション、音楽と、日本とは違う部分を
感じることができることと、日本語が堪能な方が多いので、比較的楽に
旅行ができることが良い点だと思います。
もし、ひとり旅をしてみたい、と思っていても実現できない方がいらっしゃるのなら、
私の経験が少しでも背中を押せるのではないか、と思い、ひとり旅の記録を綴って行きたいと思います。
どなたかのお役に立てたら嬉しいです。