訪問者宣誓書

バスはサービスエリアを出発し、いよいよ国境線に向けて進んでいきます。

だんだん景色が変わってきました。

しばらくずっとこんな感じの景色。

バスからの車窓なのでわかりにくいと思いますが、画面中央に有刺鉄線が見えます。
そこから先は北朝鮮。

ここからは写真がありません。
むやみに写真を撮ってはいけないといわれたので・・・
私が初めて韓国に行ったときも、写真を撮ってはいけないところがあると
いわれていました。特に、山の上のほうから見下ろした写真とかは禁止されて
いたような・・・・軍事的な理由で。今は特にいわれないですけどね。

道路を走っていると、道路の端から端まで歩行者用の陸橋のような、
小さいトンネルのようなものをいくつかくぐったんですが、それは、
戦争状態になったときに爆破して道路をふさぐためにあるそうです。

途中で時々ニュースになる、宣伝用の大きなスピーカーが見えました。
スピーカーで聞こえる距離って本当に近い。

そして、検問所でバスが停まり、パスポートチェック。
この時は最初から参加者全員のパスポートを集めて持っていたガイドさんが
見せるだけだったかな。（記憶があいまいになってます～）

それからまた少しバスは走り、板門店に着きました。

着いたら軍人さんが乗り込んできて、パスポートや服装、持ち物のチェックが
始まりました。

この紫系の色のバッグに、スマホとお財布を入れてたんですが、
このミニバッグもダメだと言われ・・・・

スマホだけ持ち込みＯＫということだったので、バスの中にお財布も置いて降りることに。
（無用心だけどみんな一緒）
せっかくミニバッグ買ったのに～～・・・しかたない。

キャンプ・ボニファス（国連軍の軍事基地）というところでバスを降りました。
建物の中に入って板門店の歴史や現在の状況などのブリーフィングを受けるのですが、
その間に「訪問者（見学者）宣誓書」にサインをします。

その１行目

板門店の共同警備区域への訪問は、敵性地域への立ち入りを意味し、
敵の行動によっては危害をうける、または死亡する可能性があります。

何が起こっても自己責任ってことですね

内心ドキドキしながらサインしました。

ブリーフィングが終わったら違うバスに乗り換えていよいよココに行きます。